ウールデニム/オーダースーツ
世界で人気のウールデニムに注目
ウールデニムとは、コットン（綿）ではなく、ウールを主として用いた生地です。
一般的なデニムと比べ、色落ちやシワに強く近年世界で人気となっています。
成人式でもカジュアルでも大活躍の間違いなし。そんなウールデニム。オーダースーツのACCENT松山店で扱うウールデニムの紹介も合わせ、生地の特性について解説します。
ウールデニムとコットンデニムの違い
国内で織られたウールデニム生地
コットンデニムのメリットでもありデメリットがシワと色落ちです。カジュアル感という風合いが人気の秘訣ですがスーツに仕立てるとなると二の足を踏む方が多い現状でした。
近年、ウールデニムの注目度が高くなり、各織物メーカーが様々な商品を開発しています。
ただ、「コットンデニムの風合いのままウールデニムで」というご要望には答えれていませんでした。どうしても「ウール生地」の風合いになってしまうからです。色味だけデニム・・はちょっと違うな・・なんです。
生地感、色味はコットデニムのまま、そんな国内で織られたウールデニムをオーダースーツのACCENTでご提供を開始しました。織元メーカー直接取引だからできるプライス設定です。また、「こういった色味、柄のウールデニム生地が欲しい」といったご要望も受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
ウールデニムを使ったスーツデザイン
定番から変形まで自由自在
コットンデニムの風合いを残したため、ストレッチ性はありません。少し固めのメリットを活かすスーツデザインを取り入れることが可能です。
シルエット重視ならコルセットのようなイメージでジャケット腰回りを締めてもいいですし、ダブルジャケット仕様もかっこいいです。スーズシルエットに関しても生地が硬い特性を活かせばオーバーサイズでも型崩れしにくいです。
パンツはタイトでもワイドでもうまくハマります。が、中途半端なラインはルーズ感を高めてしまう原因になります。丈の長さにも気を付けてください。長すぎるとだらしなく見えるため、くるぶし下～くるぶし上で丈決めしてください。
ジャケット：胸周り実寸+13ｃｍ、総丈/2＝ジャケット丈 くらいが安定してみえるバランスだと思います。
ACCENT松山店が扱うウールデニム
ウールデニムをお手頃価格で！
ブランド/ REGULAR COLLECTION（レギュラーコレクション）
組成率/ ウール＆ポリエステル
着用時期/ 10月～5月
価格/REGULARプラン（ビスポーク）
2ピーススーツ/ ￥49,800（税込み）
3ピーススーツ/￥64,800（税込み）
2パンツスーツ/￥66,800（税込み）
※有料裏地オプションあり
※有料ボタンオプションあり
価格/RAUDAプラン（ビスポーク）
2ピーススーツ/ ￥59,800（税込み）
3ピーススーツ/￥74,800（税込み）
2パンツスーツ/￥74,800（税込み）
※有料裏地オプションあり
※有料ボタンオプションあり
さいごに
今回は「ウールデニム」を解説、紹介をいたしました。
急遽ウールデニム特集を組んだのは、「偶然の重なり」でもありました。
このウールデニムはREGULAR
COLLECTION（レギュラーコレクション）のコレクションに含まれる生地なんですが、2022AW秋冬生地のコレクションが届いた際、「あれ？」と思い織元であるメーカーの社長さんに電話しました。どうやら、世界的超有名ブランドからのオーダーでウールデニムを秋冬生地として納めたよう。「ウールデニム人気あるの？よくわからないけど」のノリでコレクションに加えたようでした。「いやいや！人気ですよ！」「じゃこんなの作ってみようかな？」と話が盛り上がりました。
この織元メーカーさんとのお付き合いは、ちょうどコロナ後。2020年の6月くらいだったと思います。自粛要請でアパレルメーカーが大変だったころです。この頃から大手紳士服メーカーは一斉に舵を切り、国外へ生産拠点、生地の調達拠点を移しました。その際、国内メーカーの多くはクビを切られた形になりました。その織元メーカーはオ○ワ○○ドと一社取引だったためすごく大変だったと聞きました。
近年、円安、物価高の影響から国内回帰の動きが注目されています。大手アパレルメーカーは10年動きが遅い（個人的意見ですいません）ので国内回帰は当分先になりそうですが、アンテナの高いお客様はぜひ国内に目を向けてもらえればなぁと思います。
縫製技術をしっかり受け継いていってる工場も存在します。
そして、世界的ハイブランドに生地を提供しているこの織元メーカーさんの生地を、ハイブランドよりお得に手にすることができる国内の状況・・よく考えると面白いと思いませんか？