セミオーダースーツってなに?
セミオーダースーツには「パターンオーダースーツ」と「イージーオーダースーツ」2種類の仕立て方法に分かれます。
実は国内のオーダースーツ店の大半はこのセミオーダー仕立てのお店になります。
ブログでは何回かに分けて説明やメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
パターンオーダースーツ
パターンオーダーは補正のできないほぼ既製服の形が多く、サイズオーダーと呼ぶ場合もあります。数万円~3万円台のオーダースーツに多く採用されています。もっとも安くオーダースーツを作りたい方にはおすすめです。
「じゃ高いスーツはパターンオーダーじゃないのか?」と言われればそうでもありません。高級ブランドやゼニア直営店が採用している仕立てもパターンオーダーだったりします。
イージーオーダースーツ
イージーオーダーとパターンオーダーの一番の違いは補正ができるかできないかです。とは言ってもイージーオーダーのできる補正も制限があります。
近年、ほとんどの縫製工場がCADで裁断図を作り生地を自動裁断します。プログラムで組まれた補正値以上は対応できません。例として上着の補正箇所は5つまで・・など限定されるケースもあります。中国、インド縫製だと3万円台、国内縫製だと4万円台からが一般的です。
オプションで色々とデザイン変更できますがプログラム外のことはできない・・なんてことも発生しますのでご注意下さい。
次の回ではパターンオーダースーツの「メリット・デメリット」について解説したいと思います。